A CAPELLA(とMojo・その9)
一年ほど前に、CHORDからPolyが登場した。
Mojoとドッキングするオプションアクセサリーで、
マイクロSDカードからの再生を可能にする機能と、
ワイヤレスのネットワーク機能をMojoに追加する。
Mojoでのシンガーズ・アンリミテッドの“A CAPELLA”を聴いてから、
真剣にMojoをどう使うかを考えはじめている。
野上さんと同じようにパソコンとUSBで接続して、というのが、
Mojoの入力端子がUSB優先ということからして、一般的である。
それでもパソコン本体が、Mojoに較べてあまりにも大きすぎる。
できればコンパクトにまとめたい。
ノート型にする、という手もあるし、MacならばMac miniもあるな、と思う。
もっとコンパクトに、ということならば、Raspberry Piを使うという手もある。
そんなことを考えていたら、そういえばPolyというオプションがあったな、と思い出した。
一年前は、Polyにさほど興味はわかなかった。
いまは違う。
CHORDというメーカーは、Mojoの使い手のことをわかっているな、と思ったし、
彼らが欲しいモノをつくっているのだな、とも感じた。
PolyはMojoと同じくらいの価格である。
Raspberry Piならもっと安価にできる。
けれど、自分で勉強しなくてはならないところもあるし、
Polyほどスマートにまとめるのは、もっと難しい。
MojoとPolyはドッキングしてひとつのプレーヤーとなるし、
専用のケースも用意されている。
うまいところをついてくるな、と感心もする。
Poly+Mojo、そしてマイクロSDカードでの再生。
これでシンガーズ・アンリミテッドの“A CAPELLA”を、また聴きたい。
それほどMojoと“A CAPELLA”、
このふたつはがっしりと結びついて、強く印象に残っている。