Date: 7月 18th, 2018
Cate: 複雑な幼稚性
Tags:

「複雑な幼稚性」が生む「物分りのいい人」(その46)

(その6)から、染谷一編集長のavcat氏への謝罪の件を書き始めた。
一ヵ月ほど、書いている。
先日会った人は言っていた、
「あんなことこれまでもあったでしょう。それがたまたま表に出てきただけでしょう」と。

あんなこととは、今回の謝罪の件と同じことを指す。
つまりステレオサウンドの誌面に載ったことで、
読者だけでなく、国内メーカー、輸入元からクレームがあったら、
編集部が謝罪してきているんでしょう。

そんなことが当り前のように行われている──、
それがこのことを話していた人の認識である。

今回の謝罪の怖さは、ここにもある。
絶対にそう思う人が出てくる──、
avcat氏が、ステレオサウンドの染谷一編集長が、
ステレオサウンド 207号の柳沢功力氏の試聴記の件で謝罪した、というツイートを見て、
そのことも危惧していた。

これまでにそんなことがあったのかなんて、関係なくなるのだ。
謝罪すべきではないことに、染谷一編集長は謝罪しているのだから。

このくらいのことで謝罪する人なのだから、
メーカーや輸入元からのクレームに関しては、すぐさま謝罪している──、
そう思われても仕方ない。

事実、そう思う人が出てきている。
サンプル数一人である。いまのところは。

でもすでに一人いるということは、もっといると見るべきだろう。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]