Date: 5月 3rd, 2018
Cate: オーディオの「美」
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音の悪食(その2)

昨晩のaudio wednesdayに二人組の方が来られた。
一時間ほどで帰られたから、昨晩の音にあまりいい印象をもたれたわけではない。

音量が大きすぎ、
左右が逆じゃないか、
モノーラル的、
ひどい音、といった感想をもたれたようである。

左右は逆ではないし、ステレオで鳴っている。
音量は大きい。

喫茶茶会記がジャズ喫茶だから、ということも音の大きさに関係してくるけれど、
すべてのディスクで音が大きいわけではない。

ただ最初の一時間ほどは、意図的に大きな音で鳴らすようにはしている。
audio wednesdayは、毎月第一水曜日だから、月一回だけ、
だいたい23時ごろまでやっているから、音を出している時間は四〜五時間ほど。

一ヵ月のあいだ、これだけの時間しか鳴らしていないわけだ。
もちろん、通常は喫茶茶会記のスピーカーとして音を鳴らしているわけだが、
それは店主・福地さんの音(鳴らし方)であり、私の鳴らし方ではない。

毎月第一水曜日の夕方に喫茶茶会記に着いて、
スピーカー、アンプ、CDプレーヤーをセッティングしていく。
最初の音が出るのは、たいてい18時すぎであり、
ほぼ毎回、一ヵ月という時間を感じてもいる。

福地さんの鳴らし方を否定するわけではないが、
やはり私の鳴らし方とは違う、と、最初の音を聴いて感じるわけだ。

一ヵ月ぶりだね、私の鳴らし方に慣れてくれよ、
もっと早く戻ってこいよ、という気持がある。

しかも今回は、前回(4月の会)がアンプのトラブルで音を出せなかったから、
丸二ヵ月の、私にとっての空白がある。

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