オーディオは男の趣味であるからこそ(アルテック604・余談)
世田谷・砧に建てられた瀬川先生のリスニングルームにあったテーブルは、
EMTの930stの専用インシュレーター930-900の上にガラスの天板が置かれたものだった。
930-900を知らない人は、ちょっと変ったテーブルとしか思わないだろう。
930-900を知っている人は、その値段も知っているわけで、ニヤッとされるだろう。
マネしたいな、と思ったことがある。
トーレンスの101 Limitedを使っていたから、
930-900も持っていたけれど、テーブルの脚として使うわけにはいかなかった。
マネはしなかった、というよりマネできなかった。
それでも他のモノで同じことができないものか、と考えたことがある。
アルテックの604のことが浮んだ。すぐに浮んだ。
604の正面を上に向けて立てる。
604を安定させるために台座のようなモノは必要になると思うが、
604の上にガラスの天板を置く。
一本脚のガラスのテーブルになる。