Date: 5月 31st, 2017
Cate: audio wednesday
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第77回audio wednesdayのお知らせ(THE DIALOGUE)

別項「THE DIALOGUE」で書いているように、
菅野録音の、このディスクのドラムスの音は、
JBLのスタジオモニター、4343、4350Aとともにあった。

菅野先生はオーディオラボでのモニターにはアルテックの605Bを使われていた。
そのことと理由はステレオサウンド 46号にも書かれている。

だからといってアルテックの605Bで聴くのが、
「THE DIALOGUE」の本当の音ということでないのは、
46号の「レコーディング・ミキサー側からみたモニタースピーカー」を読めばわかることだ。

どのスピーカーで聴くのが……、ということはいえないわけだが、
それでも私にとって「THE DIALOGUE」のドラムスの音の、
ひとつのリファレンスとして4343、4350Aの音がはっきりと残っている。

喫茶茶会記のスピーカーはアルテックである。
ウーファーは416-8C。
4343、4350A搭載の2231Aとは性格の違うウーファーである。

エンクロージュアも4343とは違う。
中高域のユニットも違う。

この喫茶茶会記のスピーカーが、「THE DIALOGUE」をどう鳴らすのか。
ある程度の予想はつくけれど、
その予想の範囲内で鳴らしていてはつまらない。

どんな音で鳴らすのかは、事前に決めているわけではない。
鳴ってきた音に反応して、どう鳴らすかを決めていくつもりだ。

6月7日のaudio wednesdayは、「THE DIALOGUE」だけに的をしぼって音出しである。。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

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