ミソモクソモイッショにしたのは誰なのか、何なのか(製品か商品か・その1)
川崎先生が、KK適塾でくり返し話されていた「製品と商品」。
5月4日のブログ「金網越しに道にまで花がある、その製品化と商品化」でも、
製品化と商品化について書かれている。
製品か商品か。
オーディオ評論が対象としているのは、どちらなのか、とその度に考えてしまう。
オーディオ評論の中には、個々のオーディオ機器の批評がある。
ここでのオーディオ機器を、
批評する側の人間(オーディオ評論家、オーディオ雑誌の編集者)は、
製品として見ている(聴いている)のか、
それとも商品としてなのか。
それとも、こんなことまったく意識していないのか。
批評の難しさがある。
広告があるオーディオ雑誌でのオーディオ批評には、それゆえの批評の難しさがさらにある。
製品批評の難しさと商品批評の難しさは、まったく同じとはいえないはずだ。