デンオンの型番(その1)
DENON。
いまではデノンとカタカナ表記すべきなのだが、
いまの20代くらいならばデノンに対して抵抗感もないだろうし、
デンオンというカタカナ表記に違和感をおぼえるのかもしれないが、
それ以上の世代になるとデンオンの方が親しんでいる。
デノンになってからのモデルに関しては、素直にデノンの○○と書くけれど、
デンオン時代から続いているロングセラーのモデル、
つまりカートリッジのDL103に関しては、デノンのDL103とは書きたくない。
やはりデンオンのDL103なのである。
このDL103の型番のアルファベットは何を意味しているのだろうか。
デンオンのプリメインアンプはPMAで始まる。
Pre Main AmplifierだからPMAである。
コントロールアンプのPRA、Pre Amplifierだからであり、
パワーアンプのPOAはPower Amplifierだからである。
わかりやすい。
アナログプレーヤーはDPから始まる。
最初はDENON Playerで、DPなのかと思ったが、
アンプにはデンオンのDがつかないのだから、
おそらくDはディスク(disc)なのだろう。
ディスクプレーヤーで、DP。
だとするとカートリッジはDLのDはディスクとなる。
Lは何を意味するのか。
デンオンの型番でもうひとつ意味がはっきりとしないのが、スピーカーのSCである。
Sはおそらくスピーカー(speaker)のはず。
ならばCは?
ヤマハの型番と同じように、ここでもCの意味するところがわからない。