第70回audio sharing例会のお知らせ(理屈抜きで聴くオーディオ・アクセサリー)
オーディオは何をやっても音は変化する。
スピーカーを別のモノにかえれば、いちばん大きな変化がある。
スピーカーは同じでもアンプをかえれば、音は変る。
カートリッジひとつでも音は変るし、
カートリッジの周囲、ヘッドシェル、リード線をかえても音は変る。
そういった器材の変化ではなく、
スピーカーの位置を少し前に出してみるとか後にしてみる、
もしくは左右の間隔を広げてみる──、そういったことでも音は変化する。
音が変化しないところはない、と言い切るほどに音は変っていく。
こんなふうにして音を変えていく行為は、音の補助線を引いていくことともいえる。
オーディオ・アクセサリーの大半は、それがなくとも音は出せるわけで、
そういう意味では必要不可欠なオーディオ・アクセサリーはケーブルぐらいである。
それ以外のオーディオ・アクセサリーがなくとも、音は出せる。
にも関わらず、多くのオーディオ・アクセサリーが市場にあふれている。
音を出す上で必要不可欠ではないオーディオ・アクセサリーも、
また音の補助線を引いていくことになる。
時にその補助線は、アンプやスピーカーの交換では引けない補助線かもしれない。
11月2日(水曜日)のaudio sharing例会は、
オーディオ・アクセサリーを持ち寄っての音出し。
場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。