2016年ショウ雑感(その3)
今月末にはインターナショナルオーディオショウが始まる。
ドイツではIFA 2016が始まっている。
Phile-webとAV Watchでショウの模様が伝えられている。
IFA 2016で初お披露目の新製品の中で、
おっ、と思ったのは、B&OのBeoSound 1とBeoSound 2である。
別項「瀬川冬樹氏のこと(ヴィソニック David 50)」で、B&OのCX100について書いているところ。
そこに今回のBeoSound 1とBeoSound 2の登場。
CX100の登場は1985年か86年ごろだったと記憶している。
約30年後に、BeoSound 1とBeoSound 2が出てきた。
形は大きく変っている。
でも、CX100同様、アルミ製エンクロージュアを採用している。
ユニット構成はまるっきり同じとはいえないが、近いところがある。
個人的な思い入れだけで、BeoSound 1とBeoSound 2が、
CX100の後継機として見えてくる。
CX100は壁にかけられたり、自由度のあるセッティングがあった。
今回のBeoSound 1とBeoSound 2は、さらにそのことを発展させている。
スピーカーケーブルが、まず要らない。
Bluetooth、無線LAN機能を備えていて、当然アンプ内蔵。
しかも電源はバッテリーなので、ワイヤレスを実現している。
こういうところもCX100の後継機といえるように思えてくる。
肝心なのは音。
CX100の後継機といえる音が聴けることを期待している。