型番について(続・三つの数字の法則)
一週間ほど前に、JBLのD130、ガラードの301、デンオンのDL103など、
型番に1と3と0がつくモデルについて書いた。
facebookにコメントがあった。
SAECのトーンアームの型番についてのものだった。
SAECのトーンアームの大半は三桁の数字がついている。
WE308、WE407、WE506のようにだ。
この三桁の数字に意味があるとはいままで思っていなかった。
WE308 3+8=11
WE506 5+6=11
WE407 4+7=11
WE317 3+1+7=11
三桁の数字の合計はすべて11になる。
別の方のコメントによれば、11は「いい」の当て字とのこと。
つまり「いいトーンアーム」ということで、数字の合計が11になるように型番がつけられている。
WEは、おそらくSAEC独自の構造のダブルナイフエッジを表しているのだろう。
double knife edgeそのままだとDKEとなってしまうが、doubleをWにして、
ダブルエッジにしてしまえばWEとなる。
WEは、Western Electric(ウェスターンエレクトリック)にしか見えない人もいるだろうけど。
私もそのひとり。