Date: 3月 19th, 2016
Cate: 映画
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映画で気づくこと

映画を観ていて気づくことは多々ある。
ブルースチールもそうだし、Blue Steelに別の意味があることを、
やはり別の映画「ズーランダー」で知る。

数ヵ月前に「サタデー・ナイト・フィーバー(Saturday Night Fever)」をやっと観た。
1978年当時、話題になっていた。
でも近所の映画館では上映されていなかったし、
「サタデー・ナイト・フィーバー」を観るために、
往復で映画の入場料金をこえる金額を交通費に払えるだけの余裕もなくて、そのままずっと来ていた。

やっと観たのはHuluで公開されたからだった。
勝手にイメージしていた内容とはかなり違った映画だった。
「こういう映画だったか」と思いながら観ていた。

ジョン・トラボルタが演じるトニーがダンスコンテストに出る。
会場となったディスコには、アルテックのA7が登場する。

この時代、アメリカのディスコではA7が鳴らされていたのか、と早とちりしそうになったが、
おそらくこのアルテックのスピーカーは、1236のはずだ。

“MUSICAL SOUND LOUDSPEAKER SYSTEM”の名をもつこのシステムは、
ウーファーは421-8LF、ドライバーには808-8B、ホーンは511B、
ネットワークはN1209-8Aから構成されている。

A7、A5が”The Voice of the Theatre System”の愛称で呼ばれるとおり、
トーキー用のスピーカーシステムとして開発されたのに対し、
1236はディスコなどでの使用を考えての開発・システム構成である。

もちろんA7の可能性もある。
どちらにしろアルテックのシステムである。
それまでアルテックとディスコ・サウンドと結びつくことはなかったけれど、
そういう時代もあったのか、と思っていた。

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