第61回audio sharing例会のお知らせ(聴感上のS/N比)
今月のaudio sharing例会は、3日(水曜日)です。
真空管には高信頼管というモノがある。
電圧増幅管としてポピュラーなモノには高信頼管はある。
通常管と高信頼管。
名前の印象だけで判断すれば、後者のほうが優秀な真空管のように思える。
オーディオマニアにとって、優秀とは音がいい、ということでもあるわけだが、
通常管と高信頼管、どちらが音がいいのかについては、人によって違ってくる。
高信頼管がいいという人もいれば、
高信頼管の音には音楽性がない、
通常管のほうが音楽性があるからいい、という人もいる。
もっともいまでは高信頼管とは名ばかりの真空管も出廻っているようだから、
そういういかがわしい高信頼管のことではない。
真空管全盛時代につくられた高信頼管であっても、
聴く人によって、通常管との音の違いは評価がわかれる。
私がどちらがいいと思っているのかは書かないが、
ノイズと音の関係性を考えれば、納得のいくことだ。
真空管の違いは直接的なS/N比にも関係してくるが、
聴感上のS/N比にも関係してくる。
どこまでいってもノイズを完全に排除することはできないだろう。
どこかでノイズとの折り合いをつけていくのがオーディオである。
場所もいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。