妄想組合せの楽しみ(番外・その8)
対決していくための環境として、色温度の高い光を求める。
色温度の低い、温かさを感じさせる光のもとではくつろいでしまい、対決するという雰囲気ではなくなる。
でも、なにも明るい光のもとだけが対決ていく場ではない。
もうひとつ、闇がある、と思う。
闇に一条の光、──それはもちろん色の温度の高い、純度の高い光が切り込んでくる。
ここまで考えてくると、以前書いたことのある、かわさきひろこ氏の言葉を思い出す。
余剰すぎる明るさは、人を活発にするだろうけど、一方で、人に安心感を与える。
岩崎先生の言われていた「対決」が、ここにきて、すこしわかりかけてきた気がする。