使いこなしのこと(続々・認識の違い)
使いこなしは、音を良くしていくための作業であるならば、
使いこなしはまた技でもあるといえる。
使いこなしには、だからさまざまな技がある。
自己流の技もあれば、多くの人がやる技もある。
そして、それらの技は同じように見えても、技なのだから技倆の差がある。
技倆の差があるから、使いこなしの名人・達人と呼ばれる人もいる(自称の人も多いけれど)。
使いこなしは技ならば、
その技はどんな技なのか、と考えてしまう。
音を良くする技ではある。
けれど、そこだけではないような気がするからだ。
使いこなしは、自己を認識する技とも思っている。