2010年ショウ雑感(余談)
今年のショウでは、ちょっといい光景があった。
これまでのショウに来ていた人の中でいちばん若い兄妹。
お兄さんは、おそらく小学高学年ぐらい、妹は三年生か四年生かな、というふたりに、
ノアのブースの女性の方がこのふたりに
「今日聴かないと、もう聴く機会のないスピーカーがあるから、どうぞ」と声をかけ、あの重たいドアを開けていた。
“The Sonus faber” のことだ。
このふたりが、どう感じていたのかは知りようがないけれど、
アナログディスクが鳴っていたら、きっとなにかつよく感じるものがあったはず、と思っている。