オーディオ入門・考(その2)
先日、書店に行った際に「アナログレコードはじめてBOOK」というムックを手に取った。
少し前から書店に並んでいたから知ってはいた。
表紙の感じ、本のタイトルのつけ方からして、ムックを頻繁に出しいてる出版社が、
アナログディスクがブームになりつつあるのに便乗しての企画だと思い、手に取るところまではいかなかった。
けれど先日、ステレオサウンドから出ていることに気がついた。
意外だった。
こういう本のつくりを、ステレオサウンドがしているのが、である。
内容についてはあれこれ書きたくはない。
ただ「アナログレコードはじめてBOOk」という名称からいえるのは、
アナログディスク再生の初心者向けの本である、ということははっきりしている。
株式会社ステレオサウンドという出版社は、季刊誌ステレオサウンドというオーディオ雑誌を出している。
この「アナログレコードはじめてBOOK」は、季刊誌ステレオサウンドの別冊になるのだろうか。
だとしたら、季刊誌ステレオサウンドが考える入門書ということになるのか。
それとも株式会社ステレオサウンドが考える入門書なのか。
パラパラとめくりながら、そんなことを考えていた。
いまのステレオサウンドが考えるアナログディスク再生の入門書はこれなのか、と思うと、
オーディオ入門とは、いまではこういうこと・レベルなのか、ということになる。
この手の入門書でなければ売れないのだろうか、
それとも……。
それで、この項を書こうと思い立った。