Date: 10月 21st, 2014
Cate: ショウ雑感, ジャーナリズム
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2014年ショウ雑感(ショウ関連の記事に望むこと・その3)

オーディオ雑誌におけるショウ関連の記事は、誰のためのものだろうか。
ショウを開催した人たちを満足・納得させるためのものではない。
ショウに行きたくとも行けない・行けなかった人たちのものである、と私は考える。

私自身がずっとオーディオフェアに行きたい、と思っていたから、余計にそうだ。
東京に住んでいても、都合がつかない人は大勢いることだろう。
多くの人は土日は休みだけれど、そうでない職種の人も多い。

仕事の都合はついても、その他の都合がつかないことだってある。
行きたくとも行けない。
そういう人たちにとっての記事であってほしい、と私は思う。
そういう記事を、中学生のころから求めていた。

この気持は、オーディオに興味を持ち始めた時から、
オーディオフェアやオーディオショウに行くことが出来ていた人には生れてこないものかもしれない。

ステレオサウンドが以前二冊出したオーディオフェアの別冊は、
インターネットがなかった時代ならば、あの編集でもよかった。
けれどそれから30年以上が経過して、時代は変っている。

ショウに来れなかった人は何が知りたいのか、何を求めているのか。
それに応えるためには、どういう記事を編集すべきなのか。
その答が、ショウ終了後の取材であり、
各ブースのスタッフの人たち、各ブースでデモもしくはプレゼンテーションを行った人たちへの取材である。

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