私がコントロールアンプに求めるもの(その4)
あり余るお金があり、それらを置いておけるだけの広い空間があれば、
回路図を見つけ出してきて、それらのコピーをつくろうなんてことを考えずに、
それらのプロ用機器の程度のよいモノを、それこそ金にあかせて集めてきて、その機能だけを使う……。
そういう人もいるかしれないが、私にそれだけのお金とスペースがあったとしても、
おそらく、そういったことはやらないと思う。
なんらかの「かたち」にまとめたいと考える。
こんなことを、どこかに、どうやってまとめるか、となると、
やはりコンロトールアンプとしてまとめるのが現実的な「かたち」である。
ここで断わっておくが、この項は、コントロールアンプとはどうあるべきか、とか、
現状のコントロールアンプの形態についての考察などについて、書いていくわけではない。
タイトルに「私」とつけたように、あくまでも個人的な、どこまで実現できるのかもはっきりしない、
けれども、こういったコントロールアンプがあれば、私のオーディオはずいぶん楽しくなるだろう的なことである。
とにかく、ここに書き留めていくことで、
私以外、誰も欲しがる人はきっといないであろうコントロールアンプの「かたち」をはっきりとさせていきたい。
(こういう、他の人にとってはどうでもいいことをあれこれ細かいところまで考えていくのは、かなり楽しいこと)