Date: 1月 13th, 2014
Cate: 終のスピーカー
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終のスピーカー(続々・番外)

瀬川先生のModel 7は井上先生のところに行っている。
そのことは井上先生から直接きいていたし、
管球王国のVol.1にもはっきりと書かれている。

ステレオサウンド 38号に載った瀬川先生のリスニングルームの写真をみると、マランツ Model 7が写っている。
ただし一台だけである。
JBLのSG520は二台写っている。

38号の他にも、いくつかの瀬川先生のリスニングルームの写真をみても、
マランツのModel 7が二台写っているものは見つけられなかった。

瀬川先生はModel 7を二台以上所有されていたのだろうか。

こんなことを書くのは、以前、あるオーディオ店から瀬川先生が使われていたModel 7を買った、
という話を読んでいるからだ。
そのときは、井上先生のことを忘れてしまっていた。

いまは違う。
瀬川先生のModel 7を一台だけであったならば、
そのオーディオ店が売ったModel 7は誰が使っていたのか、ということになる。

二台所有されていた可能性がないわけではないし、
井上先生にはステレオサウンド 38号以前に譲られていたことだって考えられるから、
そのModel 7についてははっきりとしたことは、まだいえない。

とにかく、あの人が使っていた、というモノには怪しいものがあることは確かである。
私は、この手のモノはまったく信用しないわけではないが、疑ってかかるほうである。

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