Mark Levinson LNP-2(その1)
二日前に誘いの電話があって、今日とあるオーディオマニアのお宅に伺っていた。
そこにはある人から借りているというマークレビンソンのLNP2があった。
シリアルナンバーは1960番台。
入出力端子はCAMAC(LEMO)になっているモノだ。
このLNP2には、マークレビンソン製のモジュールLD2が入っている。
今日は、このLNP2にはバウエン製のモジュールUM201を差し替えて、比較試聴をやってみよう、ということだった。
LD2かUM201か。
その評価は人によって違う。
絶対にバウエン製(UM201)でなければ、という人も少なくない一方で、
私のようにLD2を選ぶ人もいる。
UM201とLD2を聴き比べした人はそう多くはないはず。
私が最初に聴くことができたUM201搭載のLNP2は、岡先生所有のLNP2だった。
ステレオサウンド 68号掲載のLNP2の記事のために岡先生からお借りしたLNP2を、
ステレオサウンドの試聴室で、ステレオサウンドに常備してあったLNP2Lとの比較でだった。