FLEXUS FX100(その1)
昨日、こういう製品が出ているのを知った。
NTi AUDIOのFLEXUS FX100という、測定器である。
NTi AUDIOでは、FLEXUS FX100をアナログ&デジタルオーディオアナライザーと呼んでいる。
FLEXUS FX100の詳細については、NTi AUDIOのページを参照して欲しいし、
YouTubeには、FLEXUS FX100に関する動画が公開されている。
こういう機器が、いつのまにか登場していたのか、と思っていた。
これまでオーディオ機器の測定は、アンプにしてもスピーカーにしても、
一台の測定器ですむわけがなく、いくつも測定器を揃える必要があった。
それだけでもけっこうな金額になるし、場所だって必要となる。
メーカーならばいざ知らず、個人できちんとした、といえるレヴェルの測定器を揃えるのは、
けっこう面倒なことといえる面もあった。
測定器はオーディオマニアにとって、絶対に必要なモノかといえば、
そうとはいえないモノだけに、一台の機器であらゆる測定が行えるモノ、
そんな都合のいいモノが出てきて欲しい、と思っていた。
1977年ごろ、ポータブル型のスペクトラムアナライザーのIvieが登場した。
いまから見ると、こんなレヴェルなのか、と思えるかもしれないが、
それでも当時Ivieの登場は話題になったし、かなり高価だった。
Ivieを欲しい、と思った人は少なくなかっただろう。