Noise Control/Noise Designという手法(その10)
春には、iPadが登場してくる。
iPhoneが3.5インチ、480×320ピクセルの表示に対し、iPadは9.7インチ、1024×768ピクセル。
一度に表示できる文字数も違ってくるし、大きさも重量も違うiPhoneとiPadだけに、
実際に手にして、なにがしかの文章を読んだときの印象が、どの程度同じで、
どの程度違ってくるのか、には興味がある。
iPadの登場で、ディスプレイで文字を読むことに、はっきりとした変化が顕れてくるはずだ、と思っている。
iPhoneもiPadも、タッチスクリーンだから、指先で画面に触れることで操作することも、
感触をともなう行為である、とともに、ディスプレイを汚していく行為でもある。
画面に残る手の脂や汚れも、またノイズであるが、これらは排除すべきノイズであるのはいうまでもない。