Date: 7月 7th, 2013
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(その1)

人によって、こうも感じ方が違うものか、ということをインターネットを通じて感じることがある。
オーディオ機器のデザインについても、そう感じている。

いま私の目の前にはJBLの「Harkness」とトーレンスのTD224がある。
毎日眺めている。
どちらもいいデザインだとおもう。
そして、どちらも時代を感じさせてくれる。

いいデザインとは、その時代を感じさせてくれるものではないのだろうか。

facebookやtwitterなどのSNSの普及により、
いろんな意見を目にするようになった。
このあいだも、マランツのModel 7のデザインが素晴らしい、という書き込みをみかけた。
そこにコメントがあり、「時代を感じさせないデザインで、素晴らしい」とあった。
このコメントに同意される方もいた。

そうなのか、と私などは思っていた。
Model 7のデザインもいい。
真空管のコントロールアンプで一台だけ手もとに置いておきたいとなると、
やはりマランツのModel 7を選ぶ。

20代のとき手に入れようとしたこともあった。
そのころに較べると、無理をしてでも……という気持はずいぶん薄れてしまったけれど、
縁があれば欲しい、という気持は抑えられない。

でも、私はmodel 7のデザインは「時代を感じさせない」とは思っていない。
「時代を感じさせてくれる」デザインであり、いいデザインだと思っている。

「時代を感じさせない」は、ほんとうに讚辞の言葉なのだろうか。

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