岩崎千明と瀬川冬樹がいた時代(audio sharing例会・その2)
それにしても、facebookとはなんと便利なツールなんだろう。
もしfacebookというものが存在していなかったら、
片桐さんと西松さんへお願いするとしても、おふたりの連絡先から調べていかなければならない。
そうなるとすんなりわかる場合もあるし、そうでないことだってある。
ところがfacebookで「岩崎千明/ジャズ・オーディオ」というページをつくっていたおかげで、
すんなりと連絡できる。
facebookのメッセージ機能は、相手のメールアドレスは知らなくてもブラウザーから送信できる。
インターネットがこれだけ普及して、SNSと呼ばれるものをいくつか登場し広く普及していることで、
人と会わずに済ませられることは増えてきた。
以前、黒田先生がいわれていた。
最近の編集者は電話で原稿を依頼してきて、書き終ったらファクシミリで送る。
編集者と一度会うことがないこともめずらしくなくなってきている、と。
これが1988年のころの話である。
いまはそれ以上に、こういう面に関しては便利になっている。
インターネットだけで原稿を依頼して原稿を受けとることは、もう当り前のことだろう。
インターネットにより人と会わなくなる。
たしかにそういう面はある。
けれど、今回のことのように、インターネットがあったからこそ、
私は西川さん、片桐さん、西松さんと連絡がとれ、6月5日に会うことができた。