Date: 9月 30th, 2008
Cate: 快感か幸福か
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快感か幸福か(その3)

最愛の人と仲睦まじく暮らしていても、
暖かい家族にめぐまれていても、
道を示してくれる師と呼べる人がいても、
忌憚なき意見を言ってくれる友人の存在があったとしても、
人はやはり、究極的には孤独(ひとり)である。

サミシイ……と嘆いて何になろう。

音楽を愛し、オーディオと真剣に向き合ってきたのなら、
なぜ、嘆く前に、愛聴盤に耳を傾けないのか。

孤独だからこそ、音楽の大切さを実感する、有難さが身に沁みる。
これを幸福と呼ばずして何を幸福というのだろうか。

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