Archive for category MERIDIAN

Date: 10月 27th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218はWONDER DACをめざす(その22)

メリディアンの218の入力について、
メリディアンのサイトには、下記のように公開されている。
     *
AUDIO INPUTS
One 2-channel digital coaxial S/PDIF input. 44.1kHz to 192kHz sampling and up to 24-bit
One 2-channel Meridian Speakerlink input. 44.1kHz to 192kHz sampling and up to 24-bit
One 2-channel digital optical TOSLINK input. 44.1kHz to 96kHz sampling and up to 24-bit
One 2-channel analogue input
One network input (Ethernet) for connection to a Roon system or an alternative control interface
     *
デジタル入力として使用できるのは、
SPDIFの同軸入力とトスリンク(光)とネットワーク端子ということになる。

スペック的には、トスリンクは96kHzまでなので、
同軸ケーブルによるSPDIF(こちらは196kHzまで)を使うことになる。

ネットワーク入力は、Roon専用といっていい。
RoonはRAAT(Roon Advanced Audio Transport)という独自の形式になっているためだ。

なので、私もRoonとの組合せで218を使うことを考えているわけなのだが、
でもその前に──、と思うのが、Audirvanaである。
AudioとNirvanaの造語であるAudirvanaは、オーディルヴァナと呼ぶのだろう。

他にも、いくつかのアプリケーションがある。
Windows用でよく知られているfoobar2000も、Mac用が出てきたし、
JRMC(JRiver Media Center)、Amarraなどがある。

すべてを試そうとは思っていない。
RoonとAudirvanaに絞って使っていくつもりである。

比較して、どちらを選んだからといって、
すべての点において、それが優れているということにならない。

アプリケーション(ソフトウェア)なので、こまめにアップデートされていく。
現時点では、どちらがいい、というようなことはいえても、
それが一年後、二年後、その先においても、そうだとはいえない。

とにかく使いやすい(とっつきやすい)と感じたアプリケーションから使い始めればいい。
Audirvanaは30日間、Roonは14日間の試用期間がある。

Date: 10月 26th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218はWONDER DACをめざす(その21)

(その18)で書いているように、
ネットギアのNighthawk Pro Gaming SX10を購入した。

せっかく買ったモノだから、これを機にMacでの音楽再生環境を整えようと思った。
メリディアンの218とNighthawk Pro Gaming SX10があるのだから、
あれこれ試して楽しめる。

以前書いているように、2017年1月5日に、それまで使ってきたiMacが故障した。
このブログを書くには、iMacよりも、
親指シフトキーボードを接続しているPowerBook G4のほうが快適だから、
そんな事情もあって、そのままにしたままだった。

ブログを書くためだけだったら、これでもいいけれど、
そろそろ新しいMacを買おう、と。
といっても新品のMacを買うほどの余裕は、いまないので、
ヤフオク!で、Mac mini(Late 2014)の程度のいいのが出品されていて、
価格も手頃だったので、落札した。

今年の春に登場したMacBook Airには、かなり心が動いて、
買う寸前までいっていた。
それでも保留にしたのは、Thunderboltだけというコネクターの仕様である。

別売のアダプターを用意する必要がある。
オーディオに使うのであれば、そのアダプターのクォリティはどうなのか、
そのことが気になってくる。

どうしようかな、と迷っているうちに、コロナ禍で予定が狂ってしまった。
来年(早ければ年内中)に、ARMプロセッサーのMacが登場するから、
それを待ってから考えよう、と切り替えた。

なのに、Mac miniを買ってしまった。
218とNighthawk Pro Gaming SX10、
この二つを並べてみて、このくらいの大きさで、
価格的にもバランスがとれるモノ(Mac)で、システムを構築してみたい、と思ったからだ。

ここ二三日は、Mac miniをどう使おうかばかりを、あれこれ考えていた。
アプリケーションは、まずAudirvanaを使うつもりだ。

Date: 10月 11th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その15)

メリディアンの218はプリント基板一枚に、
ほぼすべてのパーツが取り付けられている。

コネクターもそうである。
このコネクターは、さらにリアパネルにタッピングビスで固定されている。
プリント基板はシャーシーの底板にビス三本で固定されている。

これらのビスはすべて鉄製である。
これらのビスをステンレス製に交換する。

そんなことで、どれだけ音が変化するのか、といえば、
手を加えてきた218では、決して小さくない。

まったく手を加えていない218で、ビスだけを交換しても、その違いは小さいだろう。
けれど、version 9まであれこれやってきて、それからのビス交換である。

あっ、と驚くほどの違いではないが、
だからといって、元の鉄製のビスに戻そうとは思わない。

Date: 10月 9th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その14)

10月7日のaudio wednesdayには、ラインケーブルのほかに、
LAN端子用のターミネーターも新たに自作していた。

ターミネーターの効果がどれほどなのか、
それを試すために自作したのをversion 1とすれば、
その効果をさらに増すために、DALEの無誘導巻線抵抗で作ったのがversion 2。

今回のversion 3はDALEの無誘導巻線抵抗を使っているのは同じだが、
二手間かけているところがある。

実は、これも当日、作っていた。
version 2のターミネーターでけっこう満足していたから、
もう二手間かけてまで作るのを億劫がっていた。

抵抗はすでに買っていたので、その気になればいつでも作れたのだが、
一ヵ月以上放ったらかしにしたままだった。

このままだと、ずるずる来年になるまで作らないかもしれない……、
さすがにそれは無精すぎる、と自分でもわかっているから、
ようやく当日重い腰をあげたわけだ。

ターミネーターを作り、それからラインケーブルを作っていた。
こんなことをやっていたら、喫茶茶会記に向う時間が迫っていた。

どちらも自分のシステムでは聴かずに、喫茶茶会記に持ち込んだ。
その結果が、当日のコーネッタの音にはっきりとあらわれていた、と思っている。

Date: 10月 8th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218はWONDER DACをめざす(その20)

昨晩のaudio wednesdayでは、
ネットギアのNighthawk Pro Gaming SX10をメリディアンの218に接続した。

終了後、amazonで、Nighthawk Pro Gaming SX10を検索する人がいた。
スイッチングハブを導入したのは、今回が初めてだから、
他社製のスイッチングハブと比較して、どうとかはいえないが、
改善すべきところもあるように感じたが、
218を使っている人には、すすめることができる。

それでも一つだけ書いておく。
たまたま私が購入したモノだけなのかもしれない。
それでも実際にあったことだ。

付属のACアダプターが最初から故障していた。
Nighthawk Pro Gaming SX10に必要なACアダプターは、12V、2.5Aの容量である。
単純計算で30Wである。

スイッチング電源は進歩しているとはいえ、
付属のACアダプターは、どうみてもそれだけの容量があるようにはみえない。
みえないだけでなく、持ってみても軽い。

一応ACアダプターに貼ってある仕様をみると、条件は満たしている。
なので使ってみた。

けれどNighthawk Pro Gaming SX10のインジケーターが何も点かない。
Nighthawk Pro Gaming SX10には電源スイッチはない。

本体の故障か、と思ったけれど、アヤシイのは小さすぎる、軽すぎるACアダプターである。
さいわい手持ちのACアダプターの一つが、12V、5Aのモノがあった。
大きさも重さも、付属のモノとは違う。
これだけの容量があると感じさせる。

交換するとすんなり動作する。

ACアダプターは、付属のモノの故障がなくても、最初からどうにかするつもりだったから、
ネットギアに苦情を入れる気はない。

でも、ここを読まれた方で、Nighthawk Pro Gaming SX10を購入を考えている人には、
こういうことがあった、ということだけは伝えておく。

Date: 10月 3rd, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218はWONDER DACをめざす(その19)

ネットギアのNighthawk Pro Gaming SX10は、amazonで購入した。
というよりもamazon以外では、すでに取扱いが終っていた。

二年くらい前に発表されているから、そろそろ製造中止、
もしくはモデルチェンジするのだろうか。

9月30日の夜遅くに注文して、今日届いた。
シャーシーがアルミではなく、亜鉛合金製なのは知っていた。

持つと、意外に重く感じる。
メリディアンの218よりも重量はある。

これで三万円なのか、と感心する。
もしオーディオ用として売られていたら、
十万円くらいの値がつけられても不思議でないのが、オーディオの世界でもある。

付属の電源アダプターは、しょぼい。
ここはなんとかしたいと考えているし、電源は自作してもいい。
とはいえ、10月7日のaudio wednesdayでは、この電源アダプターのまま使う予定だ。

218とNighthawk Pro Gaming SX10はを並べてみる。
悪くない。

悪くないんだけれども、
Nighthawk Pro Gaming SX10と218が逆だったら、とつい思う。
Nighthawk Pro Gaming SX10のシャーシーのなかに218が入っていたら、と。

Nighthawk Pro Gaming SX10の実力は、これからあれこれ試してみてのことになるが、
218の相棒としてぴったりの感じはしている。

Date: 10月 2nd, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218はWONDER DACをめざす(その18)

(その6)でテレガートナーのM12 GOLD IE SWITCHについて、
ほんのちょっとだけ触れた。

いいモノらしい。
それでも218と組み合わせるスイッチングハブとしては、アンバランスなほどに高価である。
とはいえスイッチングハブの導入は考えていた。

テレガートナーのM12 GOLD IE SWITCHの頂点として、
さまざまな機種が市場にはある。

音に影響しないのであれば、価格と見た目で選択できても、そうではないわけではない。
先延ばしにするつもりでいたけれど、
10月7日のaudio wednesdayで、TIDALとRoonを使いたいという要望があったので、
これを機にスイッチングハブを購入することにした。

一応オーディオ用を謳っているスイッチングハブもある。
私は、この「オーディオ用」というのは、
昔の「Mac用」と同じ匂いを感じとってしまうし、ほとんど信用していない。

それに、どのスイッチングハブも見た目がほほ同じであり、
これが欲しい、という気持にはまずなれない。

隠して使うのだから、それでもいいといえばそうだけれども、
もう少しなんとかならないものだろうか。

そんなどうでもいいことをぶつぶつ頭のなかでつぶやきながら、何を選んだのかというと、
ネットギアのNighthawk Pro Gaming SX10である。

Date: 8月 8th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その13)

今年春に出たクリュイタンス/ベルリンフィルハーモニーによるベートーヴェン。
1959年録音の交響曲第4番をかける。

ベートーヴェンの4番といえば、カルロス・クライバーの演奏が出てからは、
もっぱらそればかり聴いていた。
他の指揮者の4番も持っていたし、聴いていたけれど、
クライバーの疾走感ある演奏のあとでは、ほかの演奏をずいぶんのあいだ聴く気にならなかった。

クリュイタンスの4番は、MQAで聴いている。
クライバーの4番は、私はCDでしか聴いていない。
SACDがかなりあとになって出ているが、買いそびれている。

クリュイタンスの4番は、60年ほど前の録音とは聴いていると、まず思えない。
気持良く音がひろがる。
どこにも無理がない。そんなふうに音がひろがりハーモニーを醸し出す。

こんなにも素晴らしい演奏だったのか、と、
ずっと昔に聴いた記憶をたどったところで、そのころの印象は、
2020年のいま聴くほど鮮烈ではなかった(はずだ)。

そうであったなら、記憶にはっきりと残っているはずだからだ。

聴いているとよみがえった、と思う。
ショートピンを218に挿さない状態でも、60年前の録音とは思えなかったのが、
ショートピンを挿すことで、ますますそうとは思えなくなった。

とにかくクリュイタンスの4番をMQAで聴いて、
古い録音だな、と感じるのであれば、再生装置のどこかに不備があると思っていい。
そういいたくなるほどの演奏・録音である。

Date: 8月 7th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その12)

ショートピンの効果は、218でも、アンプと同じようにあらわれる。
音のひろがりが、いちだんと増す。

聴感上のS/N比に配慮したシステムであればあるほど、
そこでの変化ははっきりとあらわれる傾向にある。

雜共振のかたまりのようなシステム、
つまり聴感上のS/N比の悪いシステムでは、
ショートピンの効果はそこまではっきりとは出ない傾向がある。

今回の218へのショートピンの効果が大きく感じられたのは、
218にこまめに手を加えてきたこと、
LAN用のターミネーター、200V駆動などの積み重ねなどが関係しているように思う。

ショートピンといえば、喫茶茶会記でのaudio wednesdayでは、
マッキントッシュのMA7900にも挿している。

MA7900にはフォノ入力が二系統ある。
使っていない端子に、常時挿してある。

audio wednesdayで使う場合に、CD端子にもショートピンを挿す。
メリディアンの218を使うようになってから、
218でレベルコントロール、トーンコントロールをするようになったため、
MA7900のプリアンプ部は使わずに、パワーアンプ部のみ、
つまりパワーアンプ入力端子に218を接続している。

こうやって使う場合に気をつけたいのは入力セレクターのポジションである。
私はショートピンを挿した端子にセットしている。

ほんとうならば、すべての入力端子にショートピンを挿してみて、
ということも試したほうがいいのだが、
効率的に、ということでショートピンをライン入力のどれかに挿して、
そのポジションにセレクターをあわせる。

便宜上、CD端子にショートピンを挿して、セレクターはCDにしている。
それから精神衛生上というか、ボリュウムは絞りきっている。

パワーアンプ部しか使っていないのだから、ボリュウム位置は音量には関係しない。
それでも絞りきっている。

Date: 8月 6th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その11)

物理的なS/N比を向上させたければ、
アンプの場合では入力端子にショートピンを挿せば、
たったこれだけのことでS/N比の数値は高くなる。

ステレオサウンドでは、以前、測定を積極的に行なっていたころ、
アンプのS/N比を、ショートピンを挿した状態、
実際の使用条件にあわせた状態での測定の両方を行っていた。

ショートピンありだとS/N比はよくても、
たとえフォノ端子にカートリッジ、それもインピーダンスが高いMM型を取り付けた状態では、
S/N比がかなり悪くなる機種が、意外にも少なくなかった。

私がステレオサウンドを読みはじめた1976年ごろ、それ以降も、
ヤマハのコントロールアンプ、プリメインアンプは優秀だった。

ショートピンありの状態でも抜群のS/N比の高さを誇っていたが、
カートリッジありの状態で、さほど低下せず、測定機種中、優秀な値を示していた。

つまりショートピンを、空いている入力端子に挿すだけで、
アンプのS/N比は向上する。

これは大半のアンプに有効なのだが、
ごく一部のアンプにおいてはショートピンを挿すと発振気味になる場合もあり、
100%良くなるとはいえない。

測定器がなくても、ショートピンの効果は、ノイズを聞けばすぐにわかる。
クロストーク、それも両チャンネル間のそれではなく、
各入力間のクロストークのことであり、
ショートピンの有無は、この各入力間のクロストークをなくしてくれる。

メリディアンの218には、アナログ入力端子がある。
ここにショートピンを挿す。

これだけである。

Date: 7月 29th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(余談・その後)

ルンダールのLL1658に取り付ける部品の一つが、前回は手に入らなかった。
電話で問い合せてみた。

すると9月に入荷予定、とのこと。
9月なのか……、と思ってしまう。

自分のモノならば、9月まで待つのもいいけれど、頼まれている分だから、
9月までは……、と思うわけだ。

欲しかったのは、DALEの無誘導巻線抵抗の20Ω(3W)が、五本。
これが9月まで手に入らないのであれば、10Ω+10Ωでいくか、と考えた。

けれど10Ωも在庫がない、ということ。
そうなると、サイズがけっこう大きくなってしまうけれど、
20Ω(5W)の無誘導巻線抵抗の在庫を訊いた。

こちらはなんとか必要な本数分あった。
海神無線にはウェブサイトがあって、
そこで各部品の在庫は確認できる。

今回ももちろん確認していた。
DALEの無誘導巻線抵抗の在庫は、ウェブサイト上はあることになっていたが、
こまめに更新されているわけではないことは知っていた。

なので、電話で確認するのが確実である。

3Wと5Wとでは、かなり大きさが違う。
5Wのサイズだとちょっとめんどうかな、と思うところもあるが、
とにかく仕上げることができるようになった。

前回、コロナ禍の影響がこんなところにまで、と書いたが、
影響は想像以上に、こんなところでも大きくなってきているようだ。

Date: 7月 21st, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(余談)

メリディアンの218を使っている人たちがいる。
その人たちも、200Vにする。
そのための昇圧トランスを6月にまとめて五つ注文した。

もちろんルンダールのLL1658である。
先日届いた。予定よりもいくぶん早かった。
コロナ禍の影響で遅れるかな、と思っていた。

トランスが届いたから、200Vで使えるようにしなければならない。
そのための部品を秋葉原に購入しに行った。

いつもならすんなり買えるのに、今回は違った。
部品の在庫が少なくなってきている。
三つの部品は、ぎりぎり必要な数が揃った。

一つの部品は、まったく在庫がなかった。
店の方に訊くと、二ヵ月くらいまえに注文を出しているけれど、まだ届かないそうだ。
そろそろ入荷するだろうけど、こういう状況だから、はっきりとしたことはいえない、とのことだった。

なので製作を頼まれている分も手つかずのまま。
コロナ禍の影響は、こんなところにも出てきている。

Date: 7月 16th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

メリディアン 218を聴いた(喫茶茶会記の場合・その8)

今日、開店前の喫茶茶会記に行ってきた。
メリディアンの218にさらに手を加えるためである。

これで6月のaudio wednesdayで鳴らした218と同じになった。
ただしLAN用のターミネーターはなし、の状態だし、100Vでの使用である。

これで来月のaudio wednesdayから218を持参しなくてもいい──、とはならない。
また、わずかだが手を加える予定でいるからだ。

Date: 6月 22nd, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その10)

LAN端子にターミネーターを挿すことによって、どれだけの音の変化があるのか。
私が試したのは、あくまでもメリディアンの218だけであって、
ほかの機種に関しては、まだ試していない。

それに私よりも、早い時期からターミネーターを試している人は少ないわけだし、
製品化もされているくらいだから、Googleで検索すれば、
こんなふうに音が変った、というのは、いくらでもみつかると思う。

このディスクの、この部分がこんなふうに変った、と、
こまかく書いていくのは、別に大変なことではないが、やるつもりはない。

けれど、どこが変ったのか、といえば、
おもに低音域での暗騒音が、明瞭になってくる、とは確実にいえる。

この録音に、こんな暗騒音が入っていたのか、と感じる。
たとえば床を踏み鳴らす音、どこかのドアを開閉していると思われる音、
そういった類の音が、いままで以上にはっきりと聴こえたり、
いままで入っていることに気づかなかった音に気づいたり、ということが、
特にスタックスのヘッドフォンで聴いていると、けっこうある。

聴感上のS/N比が向上したともいえるし、
物理的なS/N比もよくなっているはずである。

Date: 6月 15th, 2020
Cate: 218, MERIDIAN

218(version 9)+α=WONDER DAC(その9)

LAN用のターミネーターを最初に作ったとき、
端子は手持ちのLANケーブルの両端を利用した。

このケーブルについていた端子は、透明の硬めのプラスチック製で、
よくみる端子でもある。

オーディオと関係のないところで使う分には、特に気にも留めないのだが、
オーディオで使うとなると、気になる点もある。

ツメのところである。
硬めのプラスチックのツメの共振は、どうなんだろう……、と考えてしまう。

それでも最初はターミネーターの効果を、とにかく知りたかったので、そのまま使った。
でも、どうしても気になる。

カーボン抵抗でターミネーターを作ったときには、実は端子も変えている。
白い樹脂製の端子を採用しているLANケーブルを買ってきて、その端子を使った。
バッファローのケーブルで、パッケージに「折れないツメ」とある。

指で弾いた音も、違う。
メリディアンの218に手を加える際にも、
LAN端子の薄っぺらい金属部にはアセテートテープを貼っている。
この部分の雑共振を少しでも減らしたいからである。

カーボン抵抗のターミネーターが、予想よりもよく感じたのは、
抵抗の違いだけでなく、端子の違いも作用してのことだろう。

同じ抵抗で端子のみを変更した比較試聴は行っていない。
ほんとうはきちんと行った上で端子を決めるべきなのはわかっていても、
DALEの無誘導巻線抵抗でのターミネーターの自作には、バッファローのケーブルの端子を使った。

ターミネーターとしての端子の比較試聴は行っていないが、
端子のみの比較は、ターミネーター自作のあとにやっている。

LANケーブルの端子部分を切り取って、218に挿しただけの比較試聴である。
少なからぬ違いがあった。