ステレオサウンド(黒田恭一氏のこと)
ステレオサウンド 172号に、傅さんが追悼文を書かれている。
それにしても、なぜ傅さんだけなのか。
時間の余裕はあったのだから、他の人にも依頼してほしかったと、編集部に注文をつけたくなる。
私が編集者だったら、傅さんと黛健司さんに依頼する。
黛さんこそ、黒田先生の文章にたびたび登場する「M君」「M1」で、
編集者として、ふかく黒田先生とのつきあいがあった人なのに……、と思った。
今回載っていないということは、
黛さんが、黒田先生について書かれる文章を読む機会は、もうないかもしれない。
もったいないことだと思う。