Date: 9月 13th, 2009
Cate: ショウ雑感
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2008年ショウ雑感(その2・続×十六 補足)

アンプのフロントパネルは、いわば「顔」である。
だからというわけではないが、エソテリックのA100を見ると、人の顔を連想してしまう。

ボリュウムのツマミが鼻のようだし、その上のプッシュボタンが横一列に並んでいるのは、
なんとなく目のような感じもする。
おそらく、そんな感じをうけてしまうのは、フロントパネルの両端を削っているからだろうと、思う。

ツマミ、ボタン類が少ないため、ややもすると平板的な印象のフロントパネルになりがちなだけに、
おそらくアクセントをつけるために、陰影を付けて立体的に見せたいがためにこうしたのかもしれない。
これがなんとも、コケた頬に見えてしまう。

こう見えてしまうは、私だけなのかもしれないが、いちどそう見えてしまうと、
どうしても貧相な印象につながっていく。精悍な印象には、どうしても見えない。

見れば見るほど、内部のつくりと、ミスマッチだろうと思えてくる。
内部の作りから判断して、A100は力作だと、先に書いた。
そう感じさせる、精悍な印象が、A100の内部にはある。

なのに、なぜ、このパネルフェイスなのか。

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