Date: 9月 13th, 2009
Cate: ショウ雑感
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2008年ショウ雑感(その2・続×十七 補足)

A100をつくりあげたエンジニアは、このパネルフェイスに満足しているのか、を知りたい。
A100の中身をつくりあげた人の感性からすれば、
あのパネルフェイスに満足しているとは、どうしても思えない。

ここから先は、満足していないと仮定した上で、勝手に書いていくことを、ことわっておく。

A100のデザインの問題点は、どこにあるのだろうか。
デザイナーに問題がある、デザイナーに責任がある、と考える人もいるだろうが、はたしてそうだろうか。
問題はそれだけだろうか。

A100は、社内のデザイナーの手によるものなのか、外部のデザイナーの仕事なのか、は知らない。
どちらにしても、デザイナーから提出されたデザインを検討し、最終的な判断した人がいるわけだ。
それが、ひとりで決めたことなのか、それとも合議制でのことなのかも、どちらでもいい。

問題は、それを製品化してしまった組織自体にある、といいたくなる。
つまり、デザインがきちんとなされていないのは、A100のパネルフェイスではなく、組織であるということだ。
組織としてのデザインがしっかりしていれば、こういうことは起こり得ないはずだ。

数年前に、エソテリックから出たA-Z1、S-Z1を思い出す。

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