the Review (in the past) を入力していて……(その12)
無線と実験が取り上げていたステイシス1のプリント基板は、一枚だったように記憶している。
サイズも天板とほぼ同寸法程度の大きさだったはずだ。
それがステレオサウンド 56号で取り上げられているステイシス1では、2枚構成になり、
合わせた大きさも、以前のものより小さくなっている。
当時、無線と実験、ステレオサウンド、それぞれに掲載された写真を見比べた。
無線と実験のほうはモノクロで、ステレオサウンドのほうはカラーだけど、サイズが小さいため、
細部まで比較することは無理だったけれど、プリント基板上の部品は位置もかなり異っていたはずだ。
無線と実験に、ステイシス1といっしょに紹介されていたコントロールアンプからもわかるように、
以前取り上げられた、最初のステイシス1は、プロトタイプだったことがわかる。
それにしても、基本そのものが、ここまで変わるとは……、と当時思っていた。