audio wednesday (next decade) –第二十二夜を終えて
昨晩は二ヵ月ぶりの、そして場所を移してのaudio wednesdayだった。
今回鳴らしたスピーカーは、ダイヤソウルのDIASOUL.AI。
このことで、どこで開催したのか、以前の投稿を思い出された方ならばわかるはず。
前回(8月)は、鳴らした手のではなく、聴いただけだった。
今回は前回の音を聴いた上での、別項でも触れている点について、
簡単にできる範囲で対策しての音出しとなった。
とは言っても高価なアクセサリー類を大量に持ち込んで、ということをやったわけではないし、
元に戻せなくなるような手の加え方をしたわけでもない。
すぐさま現状復帰が可能な範囲で、やる気さえあれば、ほとんどの人ができる範囲のことをやった。
音の変化は、小さくなかった。
8月の音では、クラシックを聴くにはつらいなと感じていた。
昨晩の音は、というと、私の好きなクラシックのディスクをかけて、最後まで聴きたい、と思わせるくらいには鳴っていた。
もっと時間をかけてじっくり取り組めば、もっと変化していくだろうが、それは今後やっていけばいいことで、
昨晩の試みはうまくいった。
カルロス・クライバーの椿姫をかけた。
最初はCD、それからBlu-ray audio(96kHz、24ビット)、SACDの順でかけた。
CDプレーヤーはマグネターのUDP900で、MQA-CD以外は全てのディスクを再生できる。
一台の機種で、今回の三種のディスクを比較試聴したのは、私は昨晩が初めてだっただけに、
このことだけでも、個人的にはけっこうな収穫といえる。
昨晩は私を含めての五人の会だったが、やはり、こうやって集まるのは楽しい。
これまでの会よりも話す時間も多かった。
とにかく手応えの感じられた夜だった。