モニタースピーカー論(家庭用スピーカーとは・その5)
アルテックのModel 19、JBLのL200を、この項で挙げている。
もう一機種、挙げておきたいスピーカーがある。
上の二機種と同じ時代のモノで、エレクロトボイスのInterface:Dである。
三機種ともスマートなプロポーションのスピーカーシステムではない。
ずんぐりむっくりのプロポーションである。
別項で、国産のずんぐりむっくりのプリメインアンプについて、
否定的なことを書いているが、
スピーカーに関してはずんぐりむっくりのプロポーションは、
むしろ好ましく感じられる。
ずんぐりむっくりであれば、全ていいというわけではなく、
上に挙げている三機種に関しては、いいプロポーションだと思う。
Interface:Dだが、写真でしか知らない。
現行製品だったころも、その後、中古になってからでも、
一度も見たことがない。
あまり売れてないのであれば、中古としても出てくることは少なくなる。
日本でどのくらい売れたのかは知らないが、
多くは売れていないであろう。
それでもいつか自分の手で鳴らしてみたいスピーカーの一つだ。