audio wednesday (next decade) – radio sessionを終えて(その3)
ラックスのMQ60は不調になったものの、
タンノイのユニットが生きていることは確認できた。
ネットワークも万全とはいえないまでも、使える状態にはある。
チェックで鳴らしたのはここまでで、当日。
アンプは真空管にするつもりだった。
今回の意図は、ラジオが高級品、贅沢品だったころ、
そんな時代を、少しでも味わいたい──である。
かなり贅沢な真空管ラジオの再現。
だからソースは、ストリーミングだけに絞る。
ラインナップは自然と決まってくる。
パワーアンプは、マッキントッシュのMC275、
それから今回はステレオ音源をモノーラルにするために、
コントロールアンプを使う。
ステレオをモノーラルにするだけなら簡単な加算回路を作れば、
コントロールアンプは不要となるが、
トーンコントロールも使うだろうと考えて、マランツのModel 7。
ストリーマーとD/Aコンバーターは、
メリディアンの210と218の組合せも考えはしたが、
あえてiPhone 14 ProとLotooのPAW S1。
ChordのMojoも用意して会の前に試聴もしたが、
TIDALでまだMQAが聴けるということもあって、前者を選択。