Date: 9月 29th, 2024
Cate: デザイン
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オーディオ・システムのデザインの中心(その33)

誰かのリスニングルームに入る。
たいていの場合、最初に目に留まるのはスピーカーだろう。

オーディオというシステムの主役は、やはりスピーカーである。
オーディオマニアすべてが、そう考えているわけでないことは知っている。

今も昔も、このアンプに合うスピーカーはなんですか、ということが言われている。
オーディオ雑誌の記事でも、いまもそうである。
そこにオーディオ雑誌の編集部のポリシーは感じられない。

主役はスピーカーだからこそ、
別項で「終のスピーカー」をテーマとして書いている。

主役であるスピーカーが、
ここでのテーマであるオーディオ・システムのデザインの中心か、言えば、
私はシステムのデザインの中心は、コントロールアンプと考える。

セパレートアンプならばコントロールアンプで、
プリメインアンプならば、そのプリメインアンプである。

そう考えているからこそ、ずんぐりむっくりのプロポーションのアンプは、
何を考えての、このずんぐりむっくりなのか、と問い詰めたくなる。

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