Date: 6月 8th, 2024
Cate: audio wednesday
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audio wednesday (next decade) – 第五夜を終えて(その2)

audio wednesdayの開始は19時。
開場は18時で、開始までの一時間も、音楽をかけているけれど、
最初の一曲として鳴らすのは、19時からの音楽だ。

今回はグレン・グールドのゴールドベルグ変奏曲をかけた。
もちろんモノーラルしかかけられないので、1955年録音のほうである。
アリアと続く変奏曲をいくつかかけて、次の曲にうつる。

ジネット・ヌヴーとハンス・シュミット=イッセルシュテットによる
ブラームスのヴァイオリン協奏曲。ライヴ録音である。
第一楽章を最後までかけた。

この演奏は、いろんな盤で聴いている。
アナログディスクでは二枚、
CDでは三枚の、それぞれ異る盤で聴いている。

今回TIDALで聴けるアルバムは、CDでも持っていて聴いている。
ヌヴーのヴァイオリンが、これまで聴いてきたどれよりも表情豊かだったことに、
内心驚いていた。

すごい演奏だ、とは最初に聴いた時から感じていた。
そのすごさに少しばかり耳を奪われすぎていたのか、
ここまで表情豊かだったとは、正直気づかなかった。

だからといって、表情に乏しいヴァイオリニストだと思っていたわけではない。
むしろ逆であり、それだから、
今回、こんなにも(ここまで)表情豊かだったのか、と驚いた次第。

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