Date: 4月 6th, 2024
Cate: 終のスピーカー
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エラック 4PI PLUS.2のこと(その8)

いわゆる箱型のスピーカーシステムであれば、
エラックの4PI PLUS.2を置く位置は、まずエンクロージュアの天板の上となる。
けれどアポジーのDuetta Signatureの場合、そうはいかない。

板のような形状のスピーカーなだけに、スピーカーの上に置くことはできない。
なんらかのスタンドを用意して、ということになるが、
とはいっても小型スピーカー用のスタンドだと低すぎる。

できれば120cm以上の高さのスタンドが欲しいところなのだが、
すぐには用意できない。

ではどうしたのか、というと、棚の上に置いた。
スタンドがなければ、そこしか置くところがない。

高さ的にはちょうどいい感じなのだが、
左右の4PI PLUS.2の間隔は、110cmほどしか確保できなかった。

Duetta Signatureは左右にいっぱいにひろげて設置していることもあって、
Duetta Signatureのトゥイーターよりも、4PI PLUS.2はかなり内側になった。
しかもDuetta Signatureよりも100cm以上後方である。

スーパートゥイーターの置き方として、あまりこういうことはやらないと思う。
しかも左右の4PI PLUS.2の条件は多少違う。

つまり音を聴きながら設置場所を選んだのではなく、
そんなので好結果が期待できるのか──、そう疑問に思う人もいるはず。

音は鳴らしてみないことには、何もいえない。
今回、そのことをあらためて実感していた。

今回の設置場所よりも、もっといいポイントはあるだろう。
それでも今回の設置位置がもたらした効果と結果は、興味深いと受けとめている。

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