audio wednesday (next decade) – 第三夜・Apogee Duetta Signature + 1.0(その4)
4月3日のaudio wednesdayでは、
アキュフェーズのCDトランスポート、DP100、
それからD/Aコンバーター兼コントロールアンプとしてメリディアンの818を使う。
3月の会ではメリディアンのULTRA DACだったのに、
今回はなぜ818? と思われるだろうが、
4月のシステムはDP100だけが私のモノで、クレルもアポジーもHくんの私物である。
Hくんが宇都宮の自宅から運んできてくれる。
つまりHくんのシステムそのものを鳴らすということでもある。
同じシステムでも部屋が変れば、当然音は大きく変る。
セッティングして鳴らす人が変れば、ここでも音は変る。
自分の使っているオーディオ機器を、ほぼすべて移動して別の空間で鳴らすというのは、
大変なことだ。
それでも同じ個体をもってくるだけに、そこでの音の違いをどう受けとめるのか。
これは、その人次第である。
どちらがいい音で鳴るのかは、誰にもわからない。
それでも、その結果を真正面から受けとめれば、
自身のシステムの可能性を確かに探ることになる。
得られることはある。他では得られないことでもある。