audio wednesday (next decade) – 第一夜・サウンドラボのこと
サウンドラボは、
すでに書いているように1980年代に大場商事によって日本に紹介された。
けれど、あまり話題にならなかったように記憶している。
そしていつしか輸入されなくなっていた。
サウンドラボ(Sound Lab)は、いまも健在だ。
同社のウェブサイトによると、1978年に創業されている。
日本では、いまではサウンドラボ? という人もいるくらいだから、
その程度の評価しか得られなかったけれど、
アメリカや他の国では高い評価を得たからこそ、いまも会社は続いている、ともいえる。
そういう状況だから、今回のサウンドラボのスピーカーは、
誰かの個人のモノと思われているのかもしれない。
一時期輸入されていなかったが、サウンドラボは、いま日本に輸入されている。
取扱い元が香川県にある。
オーディオとはまったく関係ない会社を経営されている方が、
サウンドラボのスピーカーに惚れ込んで輸入することになった、ときいている。
もう一年ほどか、それ以上経っているはずだ。
購入して鳴らしているユーザーもいる、と聞いている。
日本のオーディオ雑誌では登場していないにも関わらずだ。
そういう時代ではなくなってきている、ともいえよう。
2月7日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜には、
輸入元の社長であるクリストファーさんが来られる。
異業種のクリストファーさんが、
どういうきっかけでサウンドラボを取り扱うようになったのか。
サウンドラボのスピーカーで聴いて衝撃を受けたディスクも鳴らす予定。