Date: 5月 21st, 2023
Cate: 終のスピーカー, 組合せ
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終の組合せ(その2)

ジャーマン・フィジックスのTroubadour 40が、
終のスピーカーとして、昨年やって来たのだから、終の組合せを考える。

ここでの組合せは、現実に買える金額かどうかはあまり考慮しない。
それでも(その1)を書いてから、五ヵ月。

なかなか続きを書かなかったのは、やはりウーファーをどうするか。
ここで悩んでいるというか、迷っているというか、あれこれ考えているからだ。

菅野先生は、
JBLの2205Bをパイオニア製エンクロージュアにおさめられたモノを使われていた。
同じモノを、と考えなくもないが、
2205Bは中古市場にもあまり出てこないし、もちろん新品はすでにない。

パイオニアのエンクロージュアも手に入らないし、
仮に新品同様の同じモノが手に入ったとしても、
菅野先生のリスニングルームでの、あの低音の素晴らしさは、それだけで実現できるものではなく、
グラフィックイコライザーを含めての使いこなしがあってのものだ。

Troubadour 40が新製品として登場したころ、
JBLは1500ALを単売していた。

そのころはTroubadour 40が欲しい、とつよくおもってはいても、
すぐに買えるというわけではなかった。
けれど、Troubadour 40を買ったら、ウーファーは1500ALが第一候補だった。

エンクロージュアをどうするのかはなにも考えてなかったければ、
当時市販されていたウーファーで、1500ALはそうとうにいいウーファーだったはずだ。

その1500ALも製造中止になり、Troubadour 40も製造中止になった。

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