ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
ゴールデンウィーク中に、
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観てきた。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」についての説明は必要ないだろう。
大ヒットしているし、関心のない人でもどういう映画なのかは、おおよそ想像がつくし、
その想像通りの内容の映画でもあった。
そんな映画まで観るのか、といわれるかもしれないが、
最初は観るつもりはほとんどなかった。
映画館で流れていた最初の予告編は短いもので、
観たい、という気持にはさせてくれなかった。
それが3月に入ってからの予告編は長くなり、
これはぜひとも映画館で観たい、と一転してしまった。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観たからといって、
ゲーム「スーパーマリオ」シリーズをやっていたわけではない。
テレビを持っていないのだから、「スーパーマリオ」をやったことは一度もない。
なのに1993年のアメリカの実写映画「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」も、
映画館で観ている。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の長めの予告編をみて思い出していたのは、
2008年の映画「スピード・レーサー」だった。
「マッハGoGoGo」を原作とする映画で、興行成績も評論家による評価はひどかった。
けれど、映画館で観て楽しかった一本だった。
このことがあったから、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、
通常の上映ではなく、できればMX4Dで観たかったのだが、どこも満員で席がとれなかった。
IMAXレーザー・3Dで観てきた。
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は「スピード・レーサー」とは違い、
興行成績は大成功といっていいほどヒットしている。
ゴールデンウィーク中ということもあってなのだろうが、映画館は満席だった。
ここ数年映画館で観るようにしているが、ここまで満員だった映画はなかった。
けれど、アメリカでの評論家による評価は、かなり低い、らしい。
でも、いいじゃないか、観て楽しかった、と思えれば、それでいい。
そういう映画があってもいいのが、映画のよさのはずだ。