Date: 5月 4th, 2023
Cate: ディスク/ブック
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花図鑑(その1)

薬師丸ひろ子の歌は、「セーラー服と機関銃」が最初だった。
けれどシングル盤、LPを買うことはなかったから、
薬師丸ひろ子の他の歌についてはほとんど知らなかった。

1986年に「花図鑑」が出た。
黒田先生がステレオサウンド 80号の連載「ぼくのディスク日記」で書かれている。
黒田先生が買われたのは、「花図鑑」のCD。

CDが登場して四年。
かなり普及していたから、LPよりもCDという時代だったから、
「ぼくのディスク日記」を読んで買ったのは、だからCDだった。

「花図鑑」が最初に買った薬師丸ひろ子のアルバムとなった。
それからぽつぽつ薬師丸ひろ子のCDを買うようになったけれど、LPを買うことはなかった。

昨日はaudio wednesday (next decade)だった。
参加されたHさんが、吉祥寺のハードオフに行ってみたい、ということだった。
ハードオフの店舗にはLPも置いてある。

吉祥寺の店舗ももちろんある。
これまで何度か吉祥寺のハードオフに行ってたけれど、
LPのコーナーを見ることは一度もなかった。

Hさんが歌謡曲のコーナーで、「花図鑑」を見つけてくれた。
ピンナップつきの初回プレス盤で、ジャケットの傷みもない。
かなりきれいなコンディションだった。

高いのかなぁ──、と思ったけれど、案外安かった。
非売品のソノシートもついている、とある。
盤面を確認することなく購入した。

帰宅して盤面をみると、そうとうにきれいだった。
新品に近いと感じるほどだった。

一人でハードオフに行っていても、たぶん出逢うことはなかった。
「花図鑑」ははじめて買った薬師丸ひろ子のアルバム(CD)であり、
初めて買った薬師丸ひろ子のLPとなった。

とはいえ「花図鑑」を聴くのはMQA(96kHz、24ビット)だったりする。

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