218はWONDER DACをめざす(その25)
昨晩のaudio wednesdayでは、久しぶりに218同士の比較試聴をやった。
四谷三丁目の喫茶茶会記でやっていた時にノーマルの218との比較をやっているから、五年ぶり以上になる。
ここまで月日が経っていると、比較して、その音の違いをどう感じるのかに興味があった。
違いがあるのはわかっている。その違いをどう感じるのか、受け止めるのか。
MQAをメリディアンのUltra DACで初めて聴いた時、
アナログディスク再生にデジタルの良さが加わった、と感じた。
現在のハイエンドのデジタルオーディオ機器は、デジタルの良さを追求していくことでアナログ的な良さも感じられるようになってきた、と感じられる音も聴けるようになってきている。
どちらをとるか。両方とも、という人もいる。私も余裕があれば、両方ともと言いたいけれど、どちらかとなれば前者だ。
それはLPの再生からオーディオをスタートしているからも大きく関係しているだろう。
同じようにアナログディスク再生からオーディオが始まっている人でも、どういう音で聴いてきたのかも、大きな違いとなるように感じている。
EMTのTSD15があればいい、という時代が私にはあった。
方式、型式だけでは語れないことはわかった上で書いているのだが、MM型カートリッジがメインの人とMC型カートリッジがメインの人とでは、やはり違う。
それに国産カートリッジをメインに使ってきた人、海外製カートリッジをメインに使ってきた人、
海外製カートリッジといっても、アメリカ製なのか、ヨーロッパのどこかの国なのか。
製造国が同じでも、ハイコンプライアンス、軽針圧なのか、ローコンプライアンス、重針圧なのか。
トーンアームやターンテーブルに関しても、いろいろ言えるわけだが、
私と同じように若いころからEMTの音が常にあった者にとって、MQAの音は、アナログディスク再生にデジタルの良さが加わったと感じられた。
そんな私には、今回の218の比較試聴は、輸入盤と国内盤の音の違いと同種のものを感じた。