老いとオーディオ(齢を実感するとき・その27)
1990年代の、二年弱の時期、
サウンドステージにいくつかの文章を書いていた。
中原柊成のペンネームで発表した文章だ。
三十前後のころである。
若さのせいか、「私」という単語を素直に使えず、
かといって、ぼく、でもないし、ましてオレでもない。
だから、あえて使わずに書いた。
このことを指摘されたことはない。
2008年から始めた、このブログでは「私」を使っている。
抵抗なく使っているのは、齢をとったためなのか。
と感じつつあるので、
2023年1月29日以降は、あえて使わないようにしようかな、とも考えている。