月刊ステレオサウンドという妄想(というか提案・その13)
この項だけでなく、他の項もここまで書いてきてはっきりしたのは、
私はオーディオの雑誌ではなく、オーディオ評論の本が読みたい、ということだ。
別項で書いているように、
ステレオサウンドはオーディオの評論の本だった時期が確かにある。
いまはもうそうではなくて、オーディオの雑誌である。
オーディオの雑誌を求める人は、それでいいじゃないか、となる。
それでいい、と私も思う。
でも読みたいのは、オーディオ評論の本なのだ。
この欲求を、もうステレオサウンドは満たしくれないし、
これから先も望めそうにない。
それでも可能性として月刊ステレオサウンドがほんとうに登場してくれれば、
オーディオ評論の本となってくれるかもしれない。