Doctor Strange in the Multiverse of Madness(その3)
IMAX 3Dの凄さを味わった人、
それも若い人たちは、ホームシアターを趣味とするのだろうか。
趣味としてもらわないと困る──、
と言うのはホームシアター業界の人たちだろう。
メーカー、輸入元、雑誌関係の人たち、ホームシアター評論家。
これらの人たちは劇場でIMAX 3Dを体験して、どう思っているのだろうか。
脅威と感じているのどうか。
私だったら、そう感じる。
けれど私はホームシアター業界の者ではないし、
ホームシアター業界の内情についてもまったくといっていいほど知らない。
けれど音元出版は数年前にホームシアターファイルを休刊している。
HiViにしても、ひところはほとんどの書店で平積み扱いだったが、
最近はそうではなくなっている。
遠い将来か近い将来、どちらなのかはわからないが、
いつの日か、IMAX 3Dのクォリティをホームシアターでも実現できるようになるだろう。
でもそのころには劇場のクォリティ(次元)は、さらに先をいっていることだろう。
このこと自体はとてもいいことである。
劇場のクォリティ(次元)がきわめて高くなることに全面的に賛成だし、
いつまでもそういう場であってほしい、と、
老朽化した劇場で映画を観てきた世代の私は、そう思う。
けれど、そのことがホームシアターという趣味を広く定着させていくかは疑問である。
ホームシアター業界は、すでに斜陽産業なのかもしれない、
とIMAX 3Dで映画を観るたびに思うようになっている。
REPLY))
ご無沙汰しております。
ホームシアターを仕事にしている一人として、書かせていただきますが、
既に趣味なホームシアターは激減、実用的な物になってると思います。
そういう意味では斜陽産業に見えなくもないのですが、オートメーション化した
高額かつ誰にでも扱えるシアター案件も結構あったりしますので、頑張っています(笑)
業界人として脅威と感じているか?に関しては私個人は全く感じていないどころか、
逆に良い影響があるのではないか?とさえ思っております。
良いオーディオを聴かせてあげて、その人を開花させる感じみたいな。
ホームシアターの良い所、それは好きなソフトを好きな時に見られる事ですね。
いくらIMAXが凄かろうと、それが自分の見たい物でなければ・・・ですよね?
映画には色々な物があって、私が好きな名画やアニメ作品はIMAXと相性が良いとは思えませんし(笑)
それにホームシアターはライブ物のソフトを楽しむが最高なんですよ!
自分が手塩にかけたスピーカーに映像を組み合わせる!
若い人に私が手掛けたシアターを見せた時の反応は結構良いのですが、ネックはやはり経済的な事ですね。
近所迷惑にならない為の工夫(=お金)が必要ですので。
でも映画や音楽が好きで将来戸建てでも手に入れて、僕に仕事を依頼してくれないかぁと妄想しております
(ってその頃にはお星さまでしょうけど)
追伸
ホームシアターファイルは季刊で残ってますよ。
AVreviewと一緒になった感じですね(こちらは廃刊になりました)