日本のオーディオ、これから(コロナ禍ではっきりすること・その5)
アメリカのエクソギャル(EXOGAL)が、業務停止を発表している。
元ワディアにいたエンジニアが創業した会社であることは知られている。
半導体などの部品の供給問題により、製品の製造が困難になったためである。
たった一個の部品が入手できなくなっても、
代替品がなければ、製品を完成することはできなくなる。
完成しない製品は出荷できない。
資金繰りも厳しくなる。
このニュースを知って、輸入元のアクシスのサイトを見てみた。
EXOGALのページは、まだ残っているが、
製品ラインナップのページを見ていくと、
すべての製品のところに[生産完了]となっている。
いつから、この[生産完了]がつくようになったのか。
昨日今日ついたものでなければ、
これがついた時点から経営が厳しい状況になっていたのだろう。
同じことは日本のオーディオメーカーにも起りうる。