川崎和男氏のこと(その17)
話は遡って、2002年1月に、あるCDを購入した。
「これは絶対素晴らしい、素敵なCDだ。」と封を切りながら、期待を、これ以上ないというぐらいに、
思いっきりふくらませて聴いた。
こんな聴き方はおすすめしないし、碌なことはない。ほどほどの期待ぐらいでとめておいたほうがいい。
聴いて思っていた、
「もし菅野先生と川崎先生の対談が実現できたら、このCDをかけていただこう」。
聴いていたのは、ポータブルCDプレーヤーで、だった。
実現できるどうかもわからなかった時期に、こんなことを思わせる、妄想させるディスクと出合えたということは、
予感だったのかもしれない、と7月4日に気がついた。