Date: 11月 9th, 2021
Cate: ディスク/ブック
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Mahler: Lieder eines fahrenden Gesellen(その1)

マーラーの「さすらう若人の歌」。

1980年代後半のレコード芸術での「名曲名盤300」で、
このマーラーの「さすらう若人の歌」は、
フィッシャー=ディスカウとフルトヴェングラーのアルバムが、
ダントツの一位だったことをはっきりと憶えている。

二位、三位のアルバムもフィッシャー=ディスカウで、
二位はクーベリックの指揮で、三位はフルトヴェングラーだがライヴ録音である。

手元に本がないので確認のしようがないが、
選者全員が、一位のディスクを選んでいた。

しかも黒田先生は、フィッシャー=ディスカウとフルトヴェングラーのアルバムだけを選ばれていた。

一生に一度しか歌えない歌が、いかなる名歌手にもあるようだ──、
そんなことを書かれていた。

フィッシャー=ディスカウほどの名歌手でも、一生に一度の歌唱はあるのだろう。

この「さすらう若人の歌」も、MQA Studio(192kHz、24ビット)で、
e-onkyoで購入できる。

TIDALでも、MQA Studioで聴ける。

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