サンソン・フランソワのショパン
昨年11月のaudio wednesdayで、サンソン・フランソワのショパンをかけた。
そのことがあって、今年は例年になくショパンを聴いている。
といっても、それまであまり聴いてこなかったショパンだから、
それまでよりも聴いている、というぐらいで、そんなに多く、というわけではない。
20代のころ、ショパンを聴くとお尻のあたりがムズムズしてしまうことが多かった。
つまり嫌いな作曲家なのではなく、苦手な作曲家だった。
それが消えていったのは、40ぐらいのころ。
なのでショパンは、40すぎてから、少しずつ聴くようになっていったが、
ショパンのCDを積極的に買うようになったとは言い難かった。
それまで購入していたCDで、
ショパンの曲がおさめられているディスクを聴くようになった、といったほうがいい。
新しいショパンの録音を聴くようになったのは、TIDALを使うようになってからだ。
かなりの数のショパンのアルバムがTIDALで聴ける。
比較試聴もすぐにできる。
クラシックを聴くようになって四十年以上経って、
これまでになくショパンを聴いていた。
そんな一年を過ごして、サンソン・フランソワのショパンに惹かれる。