2021年をふりかえって(その3)
2020年が、五味先生没後40年、
2021年の今年が、瀬川先生没後40年。
2020年には、タンノイのコーネッタを、ヤフオク!で手に入れた。
ステレオサウンドがキット販売したのを、誰かが組み立てたモノではなく、
別項で書いているように、はっきりと専門とする職人の手によるコーネッタである。
今年になって、そのことがわかり、いい買物をしたな、と実感している。
2021年には、SAEのMark 2500を手にいれた。
これもヤフオク!であり、ヤフオク!の相場よりも半分以下で落札できた。
こちらも程度はいい。
五味先生の没後40年の2020年にタンノイ、
瀬川先生の没後40年の2021年にMark 2500である。
不思議な縁が二年続いた。
こういうオーディオ機器の手に入れ方は、若い人にはすすめない。
歳をとっていくと、向うの方からやって来た──、
そんなふうに錯覚することがある。